リフレーム・カウンセリング ルーム 心理セラピストのblog

リフレーム・カウンセリングルーム 心理セラピスト/スクールカウンセラー 平野 なおみ のBlogです。 日々のことや「ココロとカラダのケア」についてを、「分かりやすい言葉」で「私 自身が楽しんで!」 をモットーに綴っています。【2022年HPの開設と共にブログをお引越ししました】

2014/01

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こんばんは、Hiranoです。
雪が少ない釧路もすっかり雪一色と
なりました。

さて『私のセルフケア♪一例』
今日は好きな香りをかぐ!という事です。
こちらのラベンダーのアロマは
数年前に東京・麻布十番のナチュラルLAWSONで
購入したものです
私が尊敬する先生の『グループ療法、心理療法を受けてみたい!!受ける!!』と思い立ち。
当時としては一大決心をして女満別空港から
羽田に向かいました。

パニック障害には『広場恐怖・乗り物恐怖』を
伴うケースもありますので。
発作やそれらに苦しんでいた頃には
ひとりで飛行機にまた乗ることが出来る…
という事は。
『もう一生無理かもしれない』と
思っていたな、私…
と懐かしく思い返していました。

トラウマにとらわれていると、
トラウマの渦中にいると。
行動や行動範囲が狭くなってしまうと
言われています。

パニック障害・予期不安もトラウマの後遺症
と私は認識しております。

パニック障害に限らずうつや適応障害、
強迫性障害、不安障害、解離性障害などなど。
診断を受けられた方や、ご自身がそうなのかもしれないと不安に感じられている方の中には。
以前よりも行動が狭くなっていらっしゃるという事はありませんか?

過去には出来ていたことが出来なくなって
しまっているという事はありませんか?

過去の苦しんでいた頃を振り返り
私は自身の事をとてもそう感じます。



香りのセルフケアも私はとても好きです。
リラックスしたい時、集中したい時、
眠る時、などなど香りをかぐ事を
永年続けていたので。
今では一瞬にして脳によいホルモンが
出る感覚です。

それでは

DSC_0263 遠い所見にきてくれてりがとう















こんにちは、平野 直美です。

こちらの写真は以前Upしました、昨年、訪れました北見市の鏡池での一枚です。

蓮の花がと~っても綺麗にた~くさん咲いていました。

個人の方が育て管理されてそこに観に行けるスポットのようですが。

上部・右側の鐘に「遠いところ見にきてくれてありがとう」と書かれていました。

と~っても素敵でお茶目な方なんだろうな~と心が温まる私でした。

そして、このカテゴリ「パニック障害からの回復」の所を訪れて下さる方々も・・・。

おそらく何かしらの症状を抱えられ苦しんでいらっしゃる方々であったり。

またそのご家族やパートナー・友人の方が多いのではと想像しています。

その方々に私もこの言葉「遠いところ見にきてくれてありがとう」

お伝えしたくてこの一枚をチョイスします。

ご自身の身に起きている、または起きていた、

辛いこと・・・苦しいことに向き合われる「力」をお持ちの方だなと敬意を込めて。

私の経験がなにかしらのお役に立つのであれば・・・

の願いを込めて。書いています。元気になりたいですよね。また日常生活を普通に送れるようになりたいですよね。

え~と、どこまで書いたかカテゴリを見返したのですが重複するかもしれません。

まずは前回 Ⅲ・本格的に発症しました。

そして激しい症状・パニック発作が分かりやすく私にサイン・メッセージを

送っていましたが「私には何も起っていないから大丈夫・感じるなっ!!」を

10年間貫き無視していた私でした。


前回本格的に発症しました。

ある日突然にそれはやってきた・・・という感覚でした。

発症前日、友達の所に泊まりに行っていました、友達3人が集まりその子ども達とで

楽しいひと時を過ごし、翌日帰宅しまた通常のシングルマザー生活に戻る。

この生活を続ける事が今、思えば私にはとても不安だったんだなと思えます。

もともと「誰かに適切に守ってもらっている感覚」が育っていなかった私が。

そのまま大人になりシングルマザーとして今度は子どもと自分の生活を

守ること・・・。誰かにHELPを求めてもよい、甘えてもよい、

なんていう思考は皆無でした。

自分で選んだ生活、弱音なんて吐いていい訳がないと思っていました。

でも「世の中は誰も守ってくれない怖いもの・怖い出来事だらけ」

と思っている私は。なにかあった時の為・・・と昼夜働いてお金に全く困って

いるというのでなく馬のように働きます。何かあった時の為に・・・と。

夜は怖いのでお酒を飲みます、酔っていないと怖くて眠れない、

いてもたってもいられない、という感じでした。

近所で怖い事件が続きました。家に男が侵入しようとし警察を呼んだこと。

斜め向かいの私が元住んでいたアパートでの強盗事件。

深夜に包丁で刺され現金を奪われた、犯人は過去にも殺人事件を

犯し服役した人であったこと。

向かいに深夜、覚せい剤を服用している男が大声でドアを叩き

侵入しようとし警察に連行されたこと。

隣のマンションからの投身自殺、ご遺体がひどい状況であったこと。

大地震、内陸育ちの私には初めての「津波」。

川沿いに住んでいましたので近所の避難所から朝戻ると

津波の痕跡がくっきり残っていました。

とても怖かったです、全てがとても怖かったです。

そんな中での発症でした。


発症前日に一緒にお泊りした友達がナースさんでしたので

どこかいい病院はないか?TELしました。

既にこの時は内科ではなく私の行く所は精神科だなと

わかっていたんですね。

そしてひとりでタクシーに乗って病院に行きます。

とても嫌でした。気が重かったです。身体も重かったですが。

誰かに、知り合いに見られたらどうしよう?と不安でした。

暫し待ち診察室に入り、この時はとても信頼関係を持てる

ドクターでした。「パニック障害ですね」という診断でソラナックスという

抗不安薬を服用することになりました。


      つづく




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こんばんは、Hiranoです。
写真は私の住む釧路市・幣舞橋たもとの
イルミネーションです。
とーーーーーっても綺麗でした。

さて風邪引きさんの季節?ですね。
我が家も私が研修から戻ると
家族がみんなヤラレていました(((^^;)

私にもうつるかな(>.<)と覚悟していましたが
どうやら大丈夫そうです。

基本、寒いのは苦手な私ですが
冬も色々あれこれ楽しみたいと思います。

そう言えば子どもの頃、何度か
別海町尾岱沼に白鳥を見に連れて行って
貰った記憶があります。

餌付けを止めた事で最近では尾岱沼に
白鳥があまり飛来しなくなった…という
新聞記事を見て思い出したんですが。

楽しい思い出です…
でも、すっかり忘れていました。
思い出せて良かったな~、としみじみ感じます。

皆さんにはどんな思い出がありますか?
子ども時代の楽しい思い出は
どんなことですか?

寂しかったこと、悲しかったことなど
カウンセリングやセラピーで癒し続けていくと。
私は、「確かにあった楽しい出来事」をふと思い出す
ことが出来ています。
確かにあった笑顔の子どもの私。
本当に思い出せて嬉しいです。

それではまた

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こんにちは、Hiranoです。
研修WSに参加し昨日帰宅しました。

今回も濃厚な内容・日程でしたので脳がヘッロヘロです(笑)

でもまた
愛で満ち溢れた、穏やかな感情を噛み締めております。

私には心理の専門家として
『自分のケアを受け続ける義務』というものがあります。
私はこれをとても大切にしています。
このお仕事をさせて頂く上で
ぜーーーーーーーーーーーーーったい必要だと感じるからです。

ご自分を癒し続けていらっしゃらない…
または癒し自体をしていらっしゃらない心理の専門家の方に。
カウンセリングやセラピーを受けるという事は実は私は嫌です(>.<)

批判や否定をしたいという事ではなく
たまたま私が受けた教育が
『心理セラピストとして自分の心の傷に向き合い癒し続けること』
を義務としていた。
そして実際の活動の中で私はこの教育ベースを受ける選択を
したことが本当に良かったと思っているということです。

他の援助職の方々が
ナースさんや福祉関係の方々・介護関係の方々・保育士さん
その他の大勢の直接、「人」に関わるお仕事などを
されていらっしゃる方々が。
皆さん、ご自分のトラウマに向き合われご自分を癒す作業を
される選択をされていたら。
または仕組み自体がそういう仕組みであったら。


いつか日本という国に於いてもそんな時代になったら
どんなに世の中が変わるだろうか?
どんなに『生きやすさが増えるんだろうか?』
という事を私はよく考えます。

特に援助のお仕事やそういった立場の方々は
まずはご自分を大切にされること、
そうする事が重要と私は考えています。

ご自分を本当の意味で大切にしていなければ相手の事を大切に考える、
相手の事を本当の意味で尊重するという事が難しくなってしまう
可能性があって不思議ではない為と私は考えています。

困っている方のなにか役に立つ仕事を私はしたいんだ!!
などの純粋な優しい気持ちから
努力されてせっかく援助のお仕事に就かれても。

もし、いざ現場に立ってみて、知ってみて
現場は疲弊し混乱した状況や人間関係であったら。

これじゃ、悲しいですよね。憤りや怒りが出ますよね。

パワハラやいじめ・八つ当たり・・・などは要らないですよね。
してしまう必要のある側がまずは自分のトラウマや満たされない部分を
癒していけばいい、と私は考えています。

運悪くターゲットになってしまった方もまたそこが心の傷になってしまっても
不思議ではないので心のケアを受けられるという選択肢が
増えるといいなと私は思います。

特に援助職の方々には必要だと思います。
人の大切な部分に丁寧に安全に関わっていくためには
まずは本当の意味でご自分を尊重することを選択され
そうすると他者の事を本当の意味で尊重できるようになる、
と私は思います。

少し話はそれてしまいますが、例えば
仕事依存症の上司が部下に長時間労働を強いるとか。

毎日毎日定時では帰れないのが当たり前、
日々お残りが当たり前の現場はいまだにありますよね。
しかも残業代がつかないのが当たり前のフィールド。

先輩が残って仕事してるのに。あなたは新人のくせに
熱があって病院に行きたいってだけで帰るの?とか。
はっきり口で言わなくても目付きや態度で表す・匂わすとか。


これは悲しくなりますよね。熱出たら病院行きますよ。
熱出ますよ、生きてるんですから。


大勢の前で大声でどうでもいい事の叱責をいつもする会社、とか。

これコントロールされて不思議じゃないと私は感じます。
この「大声エピソード」は私の経験談です(笑)

どうでもいい事の一例は
朝礼・昼礼・夕礼で話を聞いている姿勢・体勢が悪いとか。
体と顔がこっちを向いていないとか。
今、下向いてたとか(笑)←話している事のメモ取ってたんですがね。
いちいち立たされて大声で注意です。
注意という名の「罵倒」かな。軍隊みたいと私は思いました。

今、思えば笑っちゃいますがその時は「大声・大きな音・怒っている男」に
私は強く反応するので本当に固まりましたね。
生育歴などで受けた心の傷が似たシーンでピョンと出てくるんですね。

お腹が痛くなるのでそれがそのうち恐怖になり全体朝礼のある曜日は
シフトを入れない努力とか。
今、思えば「お腹痛くなるよね」と思います。

もし、いじめトラウマを持っていらっしゃったら大声じゃなくても
「こそこそ・ヒソヒソの声」に逆に反応してしまうとか。
話の輪の中に自分が入った途端に話が止んでしまった時に。
「私の悪口言ってた?」の思考が出てしまうとか。
様々な事が起こっても不思議ではないと私は考えています。


「大声罵倒エピソード」の会社はバカバカしくて1年くらいでさっさと辞めました。
本当にバカバカしいと思います。
人間として扱えよ!と今なら思えます。


また別の会社では
週に2回は残業して下さい、これは賃金が発生するので
責任持ってやって下さい。
それ以外の3日間は皆さんが「ご自分の意志で残業して
いるので残業代は発生しませんが皆さんの業績を考えると
残業せざるを得ない業績ですよね。会社は慈善事業ではないので
業績が伴わないと無くなります。私には会社を存続させる責任があるので
きつい事を本当は言いたくないのに伝えなければなりません。皆さんにも生活が
あるので仕事がなくなったら困りますよね?」

というような緻密なコントロール・支配の所もありました(笑)


両方とも大企業でした。私はそこの契約社員・パート扱いの雇用形態・末端でしたが
大きい会社なんだからちゃんとしようよ~~~っ(><)
と信じられない・嘆きたい気持ちが今でもありますね。

小さな会社ならメチャクチャでもいい、と思っているのではなくてです。

今ならこうやって笑って書けますが、
当時は会社に行けなくなってそんな自分がもう嫌になってしまい。
「自分が悪い・私はダメな人間だから」の想いが本当に強くなり。
自分を責めて責めて会社に行けなくなって辞める・・・事が何度も続きました。

でも今は心理の学びをしていますので
「そんな会社、誰が行きたいの?辞めて大正解・
 自分を守った私は素晴らしい」と心から思えます。

色々ありますけどね。
特に世帯主の方・・・例えばシングル・マザーの方などだと尚更頑張らなくては、
と思っちゃいますよね。私がそうでした。


今は、どこまでなら自分の為の許容範囲か?
自分のためにどこまでなら妥協してもよいか?
って事を私は判断基準にしています。

またまた大幅に話が逸れました^^;;

私はこれらの経験を反面教師にして
自分の組織を安全な場にしていきたいな~と考えています。
その為にはやはり専門家からセラピーなどを受け続け
自分に向き合い続けることだと考えています。


そしてブラックな会社の体勢などについての私が体験したエピソードまだまだあります!
また書きます、思い出して書いてスッキリでした(笑)






さて、数名の方が私に個別にメールを
下さっていらっしゃる事は出発前に確認させて頂いております。

大切に読ませて頂いておりますよ。
happy birthdayのメール、
とても嬉しかったです。ありがとうございます。

それではまた



こんばんは、Hiranoです。今日は私が大好きで何年間も聴き続けています、
吉野 大地さんの一曲をシェアさせて頂きます。

私は吉野さんのコンサートに2度行っていまして。
まずは度肝を抜かれたあとに・・・涙を流し続けたひとりです。
もうこちらを聴いて頂けますと私の説明は不要ですね。


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辛かった頃、ホントにホントに毎日聴いていましたし、
辛くなくなった今も聴いています。
*またまたこのような写真うつりで大変失礼致します^^;;
 が、撮影にBestを尽くしました!!!

不安・恐れ・怒り・無力感・焦り・悲しみ・絶望感・・・
惨めな気持ち・自分を責めたい気持ち・・・などなど。
私も含めて人間は誰しも様々な感情を持っていて
それらを感じていると思います。

ポジティブな感情も勿論、沢山ありますね。

私は毎朝、こちらを聴いて「心の平安」という事のリセットを
します。何年も何年も聴いているので曲がかかっただけで
リセット出来るようになっています。
穏やかに・・・平安に・・・1日のスタートを切っています。


症状と、ネガティブな感情ばかりが自分の中から溢れ出て辛かった私が。
どうやって「生きやすい私」に変われたのか?は、
勿論、セラピーやグループ療法を受ける選択をした事がとても大きいです。
過去の私のように重いケースだと自力での回復は全くもって
無理だったと思います。

セラピーを受ける選択をする事と平行して
プラス・自分で行うこれらのセルフケアと。
絶対に元気になりたいんだ!!という私の強いモチベーションを通して
「私の平安」を私の力で身に付ける事が出来たんだと感じます。

セラピーは魔法ではないので。


こちらは本当に「私の癒し」の音楽です。



写真:左 Sacred Space ~聖なる空間~
          TURIYA MUSIC

   :右 空へ~ Voice From The Sky
          mother earth



それから
実は、平野 直美・本日お誕生日ですv^^v

本当に生きていて良かったと思えます。
そして・・・
産まれてきて本当に良かったと思えます。

トラウマを持っていたお陰で、こんなに多くの方々と
お会いする事ができ、強く、しなやかに繋がっている事ができ、
愛と感謝を感じている46歳の私です。

人の持つ力って凄いな~といつもしみじみ感じますね。


それではまた

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