2018年10月

2018/10/30

みんなのストーリーズ🎁 信じてもらえないことの悲しみ⑵




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信じてもらえないことの悲しみ⑴  ↓



大型台風が過ぎ去り、澄み渡る秋の空の下で

優は憂鬱な気持ちでいた。



2つ上の兄が帰宅し、真っ先に妹が起こしたとされたその日の学校での大事件の様子をを母に言付けた。

母はいつも兄の言う事だけ信じる。

鵜呑みにする。


そして母は優の言う事は信じない。

小学校4年生の優がもっと小さな頃は、癇癪を起こしたり

家の物を壊したり、壁を蹴ったりの努力で分かってもらえない悲しみを現していたけれども

もうそれらが無意味な事に気付き始めていた。



優の育てにくさに兄はいつもからかいの言葉と笑いを向け、

母は小学6年生の息子に娘の育てにくさを言語からも非言語からもいつも嘆いていた。



兄と母はセットで自分は除け者、、、

優も勉強はかなり出来た方であるにも関わらず、通知表ではいつも兄と比較する言葉が

母の口から出た。


なので優と兄は仲が悪い。口もきかない。















信じられる息子から事の顛末を聞いた母の焦燥感が更に増した。



母は父に話し、まさと君の家に謝罪に行かなければならないと話していた。



自分はやってないのに、、、

優の気持ちだけがポツンと取り残された。



そして、やっぱり誰も信じてくれないんだな、、、

と思うしかなかった。



そのうち両親がなにか揉めているのが聴こえてきた。



父 「こういう事は母親が行くもんだから」

母   「なんで私ばっかりが」

というようなやり取りだった。



対人恐怖者の父はどんな場面にも行きたがらない。

そしてその事は、その家の強固なタブーとなっていて誰も口にはしない。

優は、互いに迷惑そうな両親の表情と言い合いをボーッと見てただ聴いていた。


あ〜、自分は親にとって迷惑な存在なんだな、、、と改めて知ったが。



そして「やっぱりな」と悲しい感情を一人で孤独に味わった。

「悲しい訳がない」と強がるもう一人の自分もその頃にはしっかりと優の中に存在していた。




結局、母が一人で謝罪に行ったのを眺めていた。

家庭を顧みない、家族と本当の意味で向き合わない選択をしている父はさっさと仕事に戻ったが

その表情や全体像から怒りと緊張が満ちていた。


もちろん出掛けて行った母からも。

















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この出来事は、何十年経っても優の心に大きく傷として残っている。

心の傷からの後遺症、影響として



自分は相手にとって迷惑がられるようなダメな存在である

誰かに信じてもらえないのは自分のせいである

信じてもらえないような自分が一体なんなのかわからない



などの歪んだ認知の元として、この後も傷付き体験と

信じてもらえない悲しみを抑圧する為の「怒り」の感情が蓄積され優のパーソナリティを形成していった。



混乱と怒りの人生は、感情のみではなく

その後の人間関係やパートナーシップにも、当然、深く深く影響していった。




そこからの回復は、長い年月が必要だった。



ただ優の力のある所は、問題の本質をみれる子であった事。



両親が喧嘩をしているのを目撃すると

子どもは「自分のせいで親が喧嘩をしている」と思ってしまいがちだが

優は「自分のせいではないこと」を見抜いていた。



そう、親の不仲は親の問題。

そこに子どもを巻き込むな。


夫婦喧嘩を見せるのも心理的虐待である

という事を知った時に、優は自分って凄いな!と思えた。







まさと君の家では、シマリスを飼っていて優たちは学校の裏手に建つ教員住宅の窓越しに

何度も見に行っていた。


阿寒の燃えるような紅葉の下で、何十年振りかでシマリスを見た時に

優は40年前のこの出来事をありありと思い出していた。




そして、あれは悲しかったな!とひとり苦笑いした。




そして、まさと君は今、どこにいるんだろうか?

会ってみたいな。



そして、聴いてみたい。

「あの時の怪我って、私が投げた枝が原因だったの?」と。







〜今回の小説チックな物語〜


end🍁🐿









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2018/10/23

11月 セルフヘルプ・グループ日程のご案内

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私が副代表をつとめる家族と子どもケア・サポートチームが運営する

2つのの自助グループ

11月の日程のご案内です。




【大切な人を自死でなくされた方のためのセルフヘルプ・グループ】

〜来月は夜の開催です〜

11月7日(水)18:30〜20:30
釧路市交流プラザさいわい 401号室







【パニック障害・不安障害をもつ方のためのセルフヘルプ・グループ】

11月24日(土)10:00〜12:00
釧路市交流プラザさいわい 401号室

にて行います。





詳細はこちら  ↓  をご確認下さいますと助かります。





それでは


2018/10/18

みんなのストーリーズ🎁  信じてもらえないことの悲しみ⑴

優は、両親のおかしな言動に「またか・・・」と感じていた。

彼女は小学4年生。


昨日の放課後。

児童玄関前で友人達とお喋りしていると、いつもの男子がからかいの言葉と様子で

いつもの煽りをしてきていた。

なんか、いつも あ~なんだよね・・・なんでなんだろう・・・まさと君って。


優たちは、そう話してから気にせずにお喋りを続けていたが

まさと君は、ひとりからかいの言葉を大声でこちらに向け続け

ピッチング ポーズでこちらに投球のポーズを続けてくる。


うるさいな~・・・バッカみたいだよね!

優たち女子にはそう見えていた。


優は近くに落ちていた少し太めの木の枝を、まさとの方に投げた。


こないだの台風で木が倒れた時のもの。


もちろん、まさとには当たらないように!だ。

まさとに当たっていない事も、もちろん優はその目で確認済みである。


それから暫くして、その日は解散。

みんなそれぞれ帰路についた。



まさと君って先生の子どもなのに、なんだかいつもあんな風だよな・・・。

なんでだなんだろう?

まっ、別にいいけど、と話し終えてその日は解散。


翌日、学校に行くとまさとが手首に包帯を巻いていた。

病院に行ったらしい。

優は「えっ?」っと思ったが、どこかで怪我でもしたのかな

位にしか思わなかった。



いつもはうるさい、まさとも今日は何にも言ってこなかった。


次の休み時間に、2つ上の女子が優に話しかけてきた。

この人は学校中、地域の事はなんでも把握している、

優の母に言わせれば「大人の話をなんでも聞いているませている子」であった。


「まさと君、昨日、優ちゃんに木を投げられて怪我したみたいだけど本当?」



優は、固まった。

2つ上の噂好きのこの人に話しかけられた事じたいもそうだが

そんなことはあるわけがない。

だって昨日、木の枝が当たっていないのはこの目で確認済みだもの。



まさと君はプリプリしていて今日は何も話してこない。


「自分で怪我してそれを私にやられたと親に言ったんだろうか?」


優は2つ上の人にも、まさと君にも何も言えなかったし確認もしなかった。

できなかった。


昨日、一緒にいた女子たちは驚き

「大変な事をしてしまったとされる」優に対して微かに、そして確かに避ける姿勢を取った。


担任でもないひとりの女の先生が、優に木の枝を投げたのか?確認に来た。

優は、投げたけれども当たっていない事を伝えたが

女性教師は疑いの眼差しで「ふ~ん」と言って去っていった。

いつも口うるさいあの先生、どう思ったかな?


優はこういう場面でうまく言葉が出て来ない傾向の自覚がある。

「挙動不審と自分で思い込んでいる心の中」が他者にはどう映っているのか?が気になったが

その日は頑張って思いを伝えたつもりだ。


2つ上の学年の人たちや、学校中がその日はその大事件で騒然となっているように優には感じられ

一日、学校でひとりモヤモヤと不安を抱えながら

優は何も考えられずにその日を過ごした。



そして実際、その事は学校の中では大事件となった。



一緒だった女子も庇ってくれる訳でもなかったように思う。

見えていなかったのかな・・・?



学校から帰る頃には、自信があった「まさと君にはあたっていない」が

「見えていない所で当たったのかもしれない?」

「ワンバウンドして当たったのか?」

と優の自信は不安へとジェットコースターにように変化していた。


ワンバウンドなんてしないであろうに。



優は重い気持ちのまま帰宅した。

家に着いてもひとり重い気持ちのまま過ごした。

優は親に自分の事は話さない。


親にとって自分は興味のない存在だと、とうにわかっていた。


いつも忙しかった共働きの両親。

いわゆる今でいう所の情緒的なネグレクト(育児放棄)。


両親も故意にではないとしても

優は、「自分の気持ちを安心して話せる安全な大人」を

残念ながら持たずに育った。



電話がなり、母が驚き、誰かに謝っているのは気配で気付けた。

優は勘がいい。

そして優の直感通りに、母がやってきてこう聞かれた。

聴かれたというよりも言われた。


「まさと君に怪我させたんだって?」


優は、やっぱりか・・・と思いながらも

自分は木の枝を投げたけれども、ちゃんと当たらないように投げたこと、

うるさいまさとに、ちょっと威嚇の真似事をしただけであること、

そして、手には当たっていない事もこの目で確認した事を母に伝えた。


母は、怒りの表情で

当たらないようにであっても、そんなことはしたらだめな事

じゃ、なんでお前に怪我させられたとまさと君は言っているのか?

と詰問した。



優はやっぱりな・・・

と思った。

これはいつものことだ。


自分の話は聴いてもらえないし、母は自分の事よりも誰かの話を信じるであろうことを

優は理解していた。



信じてもらえない悲しみを、うまく感じられないように

自分をマヒさせる術を優はとっくに体得していた。


誰にも教えられぬままに、習得して

心(感情)と身体が繋がっていない、バラバラである自分にも

とっくに慣れていた。





自分の悲しみの感情をいちいち感じていたら

この家では辛くて生き残れないから。




大型台風が去り、青空が広がる秋の日

優が大好きな紅葉の木は、乾燥した空気の中で今年も燃えるように色付いていた。







つづく



信じてもらえないことの悲しみ  →  ★http://refreme.blog.jp/archives/54366181.html












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2018/10/16

可愛い子に出会った秋


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こんばんは

〜心のケア〜 リフレーム・カウンセリングルームの平野直美です。



お久しぶりの更新となりましたが^^;

更新していなくても、この場に訪れて下さっている方々の存在を感じ

嬉しい気持ちでいます。



ブログ管理者として、アクセス数などは把握していますので。




え〜と

私は元気でやっております。


多忙がMAX状態が続いておりますが、これも嬉しい悲鳴です。



沢山の新しいクライアントさん達と日々、出会える事は

セラピストとして、とても光栄な事ですからね。


そして、ご自分のトラウマや、そこからの後遺症に

既に長く向き合われておられる方々の、ひたむきさに

胸が熱くなる事が、私の場合は日々、起こります。










さてさて


先日のお休みの日に、阿寒湖方面に行って来まして

とっても可愛いシマリスちゃんに出会う事ができました。




ヒマワリの種を美味しそうに食べる姿


人馴れしているのか、逃げない、動じないので

目の前でモグモグする姿が、本当に可愛かったです(><)












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モグモグ  モグモグ(笑)
















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まる君のもそうですが

後頭部が本当に可愛くて

しっぽも可愛くて

目がハート💚🧡🍁  になりました。





エゾリスは阿寒湖や、帯広方面でよく見かけますが

シマリスに会えたのは、子どもの頃以来かもしれません、私。




















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今年も紅葉狩りが出来た事を、しみじみ嬉しく感じます🍁















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この場をお世話されている方には感謝しかないです。



もう40年、管理されているそうです。





海外の方も、沢山、観光されていまして



ちょうど雪虫も沢山、飛んでいて

私の指に止まったので、興奮しながら


居合わせた外国人の方に


これは雪虫と言います


と勝手に説明した私です(笑)






雪虫と言えば、北海道は今日、雪が降った場所もあるんですね!





短い  境目が分かりにくい 

平成最後のこの秋を心から味わいたいと思っています。










森林浴に、森の中でたっぷり吸い、吐き

秋のひんやりした空気感を味わい

滝の音に耳を澄まし、聴覚と視覚から癒され

雪虫の綺麗さに暫しウットリし



シマリスちゃんにキャッキャし

シマリスを初めて見る我が子の表情やらに目を細め

かつて子どもであった頃のエピソードを思い出し



白い世界一色となる北海道の冬が来る前に


鮮やかな紅葉の色彩も、たっぷりチャージして来ました。






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生きている自分をしみじみと感じます。



そして、自分の世話をするのが、やっぱり私は大好きです。






それでは、おやすみなさいませ