リフレーム・カウンセリング ルーム 心理セラピストのblog

リフレーム・カウンセリングルーム 心理セラピスト/スクールカウンセラー 平野 なおみ のBlogです。 日々のことや「ココロとカラダのケア」についてを、「分かりやすい言葉」で「私 自身が楽しんで!」 をモットーに綴っています。【2022年HPの開設と共にブログをお引越ししました】

タグ:自死遺族カウンセリング

こんばんは、
リフレーム・カウンセリングルームの平野 直美です。

さて先日も、こちらで書いたのですが

先日、弟子屈町方面を訪れた時に
『念願のホウノキの花』を見付ける事が出来てとても嬉しかった私でした。



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そして、その時にもうひとつ
何十年も探していた場所を実は見付けたんです。

そこを探していた事は
自分でも認識していたという訳ではないのですが。

自分を癒していくうちに
『あっ、私そう言えばずっとあそこを探しているかも・・していたんだな』
と気付いたんです。

なので、私の無意識がちゃんと探していた場所・風景です。



この事も以前こちらで書いたのですが。

私が小学生になるかならないか?の頃…なので40年程前ですね。

ある身内が私を弟子屈町に遊びに連れて行ってくれました。


そこで馬、ポニーちゃんに乗り
食堂でカレーライスを食べたんですね。

自営業の家で忙しかった為、遊びに連れて行ってもらう事は少なかったと思います。

時代背景もあるかもしれませんが、服装はいつもおさがりのおさがり・・・など。

そんな私がちょっと可愛い服を着せてもらい、遊びに連れて行ってもらえる。

ワクワクしない訳がない(^-^)


遊びに出掛けてよい。

馬に乗れる。

(たぶん初めて)外食ができる。
そこで自分の好きなものを食べてよい。

みんな笑っている。
誰も怒っていない。


その時だけは、ノビノビとなんの不安もなく子どもらしく居られた事が
とても嬉しかったですね。

食堂に被っていた黄色い帽子を忘れてきちゃうんですが。
楽しい、懐かしい思い出です。


弟子屈町に行く度に
「あの場所はどこだったのかな・・・?」と

ふと探している自分に気付いたのは3,4年前でしょうか。



                    



それであったんですよ、おそらくその場と思われる場所が。

私は実は非常に方向音痴なんですが、
いつもは通らない、裏道?を通った時に

「あっ、ここ。゜゜(´□`。)°゜。…絶対ここだっ」と確信したんです。
それだけビンゴな風景だったんです。


馬に乗るコースがあって、柵があってその右側に食堂がある。
建物屋根などにペンキ?で何やら書いてある。
もう営業はしていない様子でしたが、この年季の入った朽ち加減の風景たち。


嬉しかったです。
懐かしく・・・そして少し切なく。


そして
あの頃の私に、私のインナーチャイルドに

「私は私がいるから大丈夫だよ、どんな事があっても見捨てないから安心していいよ」
と伝えたい感じや。

そして
連れて行ってくれた身内はもうこの世には居ないので。

忘れていない事、
ずっと私はあの楽しかった時間や
一緒に暮らしていた日々を忘れていない事や。

存在や関係性への感謝を
あの場所で噛み締めてみたかったのかもしれません。

もう、一緒に思い出話は出来ないのでね。

その場所に行ってみたい。
その場所にまた立ってどんな感じがするのか、
試してみたい、味わってみたい。

何よりもやっぱり
また行って、あの場所をこの眼で見たかったのだと思います。



なので、私は動物全般が好きなのですが
馬はやっぱり別格で好きです。



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育った風景に似ている場所にはやはり惹かれます。
惹かれる…というより私の無意識が求めているのかもしれません。

緑の匂いやセミや野鳥の声、空気感、
土の匂いや、遠くに…いつもそこにある山並み。
野に咲く花や木たち。

セルフケアとして、自分の世話として
私が好きで取り入れてきたものは。
五感で感じていたよい感覚の記憶ばかり、を懐かしんで求めて探してきたのかもしれません。


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辛い事もあったけれど、
キラキラした笑顔の私も沢山居た事を
改めて感じられますね。


こんな所でシロツメグサのよい香りの中で、座り込んで。
首輪や冠?を編んで喜んでましたね…
子どもの私。

四つ葉探しは今でもしますよ(笑)


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今日はとりとめのないまま終わります。

2014.6.21 夏至の夜

それでは、また


こんにちは、Hiranoです。
さて道東も新緑の季節ですね。
こちらを訪れて下さっている皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私は、私が教育を受け続けている先生から
この1年間学んだ 子どものセラピー スキル講座 を修了しまして。

次なる領域の学びをスタートさせる選択をしました。

子どものセラピーに関してはまたこちらで詳細を書きたいと思いますが。
現在、釧路市でのみ行っています。
対象年齢は 5歳~小6年生までです。

大切なお子さんがなにかしらの症状などを出されていたりで
困った感をお持ちの方は、お気軽にお問合せ下さい。



さてさて、今回も仲間と共に開催する事が出来ました、

「家族と子どもケア・サポートチーム主催 地域のための心理学講座」を
5月10日に終えました。

今回も沢山の方々にご協力を頂きまして開催できました事をとても感謝しております。

今回は 北海道釧路総合振興局さん の後援をいただいての講座となりました。

また
・生活情報fitさんのイベントガイドにて

・釧路新聞さんに2度
・北海道新聞さんに2度
取り上げていただきました。

また
・FMくしろさん にも出演させていただきまして
講座のご案内をさせていただきました。

そして
釧路市役所さんはじめ、地域の公共機関・企業さん・商店さん・コンビニさんなどなど
沢山の場所に快くチラシを置かせていただきました事を感謝しております。




今日は平野個人が講座を終えて感じることを書きたいと思いました。



「自死」・「自殺」を「防ぐ」
           「予防」「防止」「対策」などの言葉の使い方についてです。

こちら仲間が作成して下さったもので、
講座の最初に参加者さんと一緒に目を通し
ご案内をさせていただいている事をこちらでもお伝えしたいと感じました。
作成して下さった仲間の承諾を得てこちらに引用しますね。


自死によってご家族や大切な人をなくされた方々の多くは、その出来事を
「自分のせい」とか
「止められなかった自分が悪い」と感じていると言われています。

そういう方々にとっては

「自死を防ぐ

などの言葉は、こういった気持ちを助長してしまうことがあると言われています。

また、これらの言葉や表現を受け入れられないと感じたりする事も
あるかもしれません。

しかし今回、講座という形でみなさんにお伝えするにあたっては
便宜上それらの言葉を使う必要がありました。



また私達は
「どうしても避けられなかった自死は存在する」
と認識しています。



また講座の資料では
「自死」と「自殺」という言葉が両方使われています。

「自死」を使いたいと考えたものの、便宜上「自殺」という
表現も使わざるをえない現実がありました。

これらの点をご理解していただけると助かります。

   家族と子どもケア・サポートチーム




こちらが当日、最初にご案内をさせていただきました想いです。


例えば、
「自殺白書」はあるけれども「自死白書」という言葉はありません。

言葉の選び方・使い方ひとつとっても
大切な方を自死でなくされる、という出来事は
とてもとてもデリケートです。



なにより大切に考えている
「その場の安全性」ということについても
いつかこちらで書く機会を持てたら、と思っています。





今回また「私が一番お伝えしたいテーマ」をお話する事ができたこと、
共に歩んで下さっている仲間の存在にとても感謝しています。



つながりあうことで
何かが変わるかもしれない、と私は考え
そして心から願っています。

       ひとりの仲間として

                平野 直美




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講座の日に会場近くで咲いていた満開の北こぶしの花です。
とてもエールを送ってくれているような感じがして胸が熱くなりました。


それではまた


*こちらのブログでも「自殺防止」「自殺予防」という文言を使用しています。
 必要とされていらっしゃる方が「検索しやすいように」という
 平野の想いをご理解いただけますと助かります。




           















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